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2007年6月16日

「腹心気己人」…一休さんの知恵袋。w

夢実現のアファメーションを実践する起業家にもっとも読まれているブログは?

道という詩は、実は一休さんじゃなかった!

以前、アントニオ猪木の引退のときの言葉、

「この道を行けばどうなるものか、危ぶむことなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一歩が道となる。迷わず行けよ、行けばわかる。」

は、一休宗純和尚(とんちで有名な一休さんね)の詠んだ詩だとお伝えしましたが、実は猪木の勘違いらしい。
ホントは宗教家・哲学者である「清沢哲夫」の『無常断章』に収録されている「道」がベースのようです。
(なんで猪木は一休和尚って言ったんだろう…。w)

まぁ、上記の詩が一休さんのものじゃないとしても、他にもいいこと言ってます。w

言葉じゃなくて行動なんだ。

ある人が一休和尚に

「菩薩とはいったどんな人なんですか?」

と聞いたときに、彼は「腹心気己人」と書いたそうです。

それも、ただ書いたのではなく、

腹心気己人

のように書きました。

「腹は立てずに、心は丸く、気は長く、自分は小さく謙虚に、人を大きく立てる」

という意味だそうです。

うむぅ…さすがにとんちで名を馳せた一休さん。
言うことがいちいちユーモアに溢れている。w
(ちなみに、僕らがマンガで知っているとんちの逸話は、後世の人が作った物語です。)

でも、コレを読んだとき、なんだかゆったりとした気分になりました。

自分を小さく謙虚に…ってところは、他人よりも小さくなるような感じがしますが、実はそうじゃない。
そもそも、自分が大きな人間だから、小さくならなきゃいけないんだってこと。

一休和尚は、奇行が多いことで有名で、仏教では禁じられていた肉食や女性関係もお盛んだったらしい。(こういうとこ好き。w)
これは、一説によると権威や仏教の形骸化に対するアンチテーゼ、風刺の精神によるものだったといわれています。
実際にそれらの奇行がすべて、高尚な理念の下に行われていたかどうかはわからないけれど、他のお偉い坊さんと違い、人間味溢れ、庶民の生活になじみ、人気があったのは事実のようです。

偉い位を捨てて、庶民とともに生活する…これは、本当に“大きな”人間だったからこそできたのでしょう。
そして、言葉ではなくて、行動で仏の心を説く…もしかしたらそんな気持ちもあったのかもしれません。

僕は、無宗教なので、仏教の教えなんて高尚過ぎて分かりませんが、

一休さんを見習って、肉を食らい、女の子好きに磨きをかけて…

いや、そこじゃなくて。
(っつか、見習わなくてもすでにそうだし。汗)

「腹は立てずに、心は丸く、気は長く、自分は小さく謙虚に、他人を大きく立てる」

心の片隅においておきたいと思いました。

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投稿者 kuro : 2007年6月16日 00:18 | ID:692

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