アファメーションで独立・起業・夢実現。「いきなり!社長宣言!!」-“夢は口に出すことで実現する!”というアファメーション:起業ストーリー

2005年4月16日

好きなこと、やりたいこと。

夢実現のアファメーションを実践する起業家にもっとも読まれているブログは?

趣味に没頭している自分を想像してみてください。

読書、写真、ギター、テレビゲーム、セパタクロー、びっくりマンチョコのシール集め…などなど。
(後半にいくにつれてマニアック度高し。)
周りの人からは「大変」だと思われるようなことでも、好きであれば、それこそ寝食を忘れて没頭してしまい、気づいたら朝だった…なんてことありませんか?

好きなことや興味のあること、やりたいことでなければ続けられません。

「えー。オレは今の仕事全然好きじゃないけど続けてるよ。」

こういう人も大勢います。これは「好きではない仕事」に「お金を稼ぐため」や、「周りにいる人がいい人だから」など、自分にとって有益であるような理由を“見つけて”自分自身を納得させている場合が多いのです。
(こういうのを心理学では「認知的不協和」と言うそうです。)

話がちょっとズレましたが、じゃあどうすればいいか?

前回、自分の「やりたくないこと」をリストアップして、書き出してみました。
(やりたくないことですから、いっぱい出てきてもかまいません。)
そのうえで「やりたいこと」を考えてる。

…やりたくないこと以上にいっぱい出てきましたか?
もしかしたら「やりたくないこと」を出し切ってしまっているので、「やりたいこと」はちょっとしか出てこないかもしれません。
でもいいんです。こうすることでより密度の濃い「好きなこと、やりたいこと」が残るはずです。

さらに「やりたくないこと」がわかっているので、「どうしたらそれをを回避して『やりたいことこと』を実現するか?」を考えるというメリットもあります。

例えば「インターネット」が好き(?)な人がいます。ネットに関わる仕事を生業として、起業したいと思っている。
でも、安い仕事をこまごまとして新しいことを学ぶ時間がなくなってしまうのはイヤ…。

そこで「やりたくないことリスト」の登場です。漠然としたもの、具体的なもの、どちらでもかまいません。

・自分が想定した価格以下の安い仕事
・あまりにもタイトなスケジュールの仕事
・そもそも買い叩こうとしかしないようなクライアントの仕事
・細かい更新作業や追加作業
…など。

そのうえで、自分がやりたいこと考えるようにしましょう。例えば

・クライアントが満足するのはもちろん、自分も満足できるような仕事
・ウェブサイトの企画、制作
・ウェブサイトの構築に関するコンサルティング
・ウェブコンテンツの企画、立案

上記の「やりたいこと」をするには「やりたくないこと」を回避しなければなりません。
なのでこんなルールを作ったらどうでしょうか?

・最低でも○○万円以上の仕事を受注する
・フォーマット、テンプレートの作成による制作作業の効率化
・CMS(コンテンツマネジメントシステム)の提案
・クライアントに対しては、受注前にまずポートフォリオを提示し、デザインテイストや構築ポリシーを理解してもらったうえで受注する
・実制作に入る前に、スケジュールを確認し、イレギュラーな追加には時間とコストが発生することを理解してもらう
(お互いの了承が得られるまでは次の作業に移行しない)
・予算によってできること、できないことを事前に伝える(もちろんできないことの解決策も)
・受注は紹介制

これらはあくまでも一例でしかありません。でも、「嫌なこと」を回避するためのルールがあれば、実際に仕事を受注する段階では「やりたいこと」しか残らないはずです。

「何でもやります!」「安くやります!!」という人もいます。
でもクライアントも「何でも安くやってくれる」人にはそれなりの仕事しか発注しませんし、そういう相手には“それなりの”クオリティしか望んでいません。
つまり、いつまでたっても対等なビジネスパートナーにはなれず、ただの外注止まりで終わってしまうのです。
自分が会社にいたとき、仕事を外注したときのことを思い返してみてください。

…ね。(笑)

ビジネスコンサルタントの石原明さんの著書「営業マンは断ることを覚えなさい」では、『本来しなくてもよい仕事を断ることで時間や労力を節約し、その時間をより必要とされるようなクライアントと仕事をすることに使うほうが生産性が高い』と述べています。

まさにそのとおり。

クライアントも満足、僕も満足、さらにはクライアントの先にいるユーザーまで満足。
そんな「ウィン&ウィン&ウィン!」(一個多い?)な仕事って楽しそうじゃないですか?

この記事に関連する(かもしれない)書籍

 

投稿者 kuro : 2005年4月16日 01:33 | ID:433

ページトップ△

ページトップ△