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2005年6月30日

新会社法の設立!

夢実現のアファメーションを実践する起業家にもっとも読まれているブログは?

ビッグニュース!

「編集長!特ダネです!とうとう参院本会議で新しい法案が可決されたそうです!」

「なにぃっ!よーっし!今から一面差し替えだっ!!おいっ!原稿おこせ!!」

…なんて、経済関連の新聞社では今頃バタバタなのでしょうか?それとも、みんなすでに知ってることなのでしょうか??

さぁ!「最初一歩」を踏み出すことに躊躇しているあなた!そろそろいっとく!?

M&Aは友好的に。

ライブドアとフジテレビとのニッポン放送の株争奪戦で一躍有名になった「敵対的買収」。
あれがキッカケとなって、お偉いさんたちはいろいろ考えたようです。(あれがキッカケじゃないか? 笑)

今回の会社法では、「敵対的買収」の防衛策として、買収者以外の株主に対して自動的に新株予約権の発行を認めたりして、買収者の議決権比率を低下させるポイズン・ピル(毒薬条項)が導入されたり、株主総会での議決に拒否権がある種類株式(黄金株)に譲渡制限を設け、買収者の手に渡らないようにすることができる規定も設けられるそうです。

一億総起業家への道?

まぁ、買収だの合併だのは、正直でっかい会社に関することなので、いまいちピンとこないのですが、僕たち起業家にとって一番影響があるのが、下記の会社の形態に関する項目です。

1:最低資本金制度が撤廃。

いままでは「有限会社は300万円」、「株式会社は1000万円」という「最低資本金」の縛りがありましたが、これが撤廃され、08年までの時限立法で認められていた「資本金1円での起業」が恒久化されます。

…小難しく言ってますが、要は「確認制度」では5年以内に資本金を増資しなければならないという制約があったのが、それがなくなって“ホントに”1円で起業できるようになるということです!

これは結構ありがたいですね。いままで「確認」会社として設立された会社も、「何がなんでも5年以内に増資!」っていう精神的かつ現実的な制約(まぁ、本来、増資できるぐらいに稼げないとまずいですけどね。)から解放されるので、さらに“お手軽に”起業できるようになるのです。(“お手軽”がいいかどうかは別ですよ。)
ヘタすると学生さんたちも「就職活動」じゃなくて「起業活動」するのがトレンド!なんてことになるかもしれません。

2:有限会社制度の廃止。

「…えっ?ってことは「有限会社」がなくなるってこと??」

そのとおりです。これから設立される会社はすべて「株式会社」ということになります。(合資、合名を除く。)
じゃあ、いままでの有限会社はどうなるの?って感じですが、既存の有限会社は、「有限会社として存続」するか、それとも「株式会社に移行」するかを選ぶことができます。

3:「有限会社型」の株式会社。

今までの株式会社は、取締役の人数や取締役会の設置などの制約がありましたが、現在の有限会社のように1人からでも株式会社を設立できるようになります。ですので、さきほどの話にあった、既存の有限会社から株式会社への鞍替えも、比較的簡単に行えるはずです。

そのほかにもいろいろあるんでしょうけど、とりあえず現状僕の知る限りではこんな感じ。
法律の施行は2006年3月からとのことなので、まだ時間はありますが…さて。どうしよっかなー。

まぁ、積極的に外部から資本を集めて、最初から大きいことをやるのであれば「株式会社」であるメリットがありますが、週末起業家や、リスクを抑えた「小資本起業」にとっては有限だろうが株式だろうがあまり関係ないんですけどね。

※知らない人から見ると「株式」のほうが「有限」よりも格上な感じがする…というメリットもあるか…笑。

この記事に関連する(かもしれない)書籍

 

投稿者 kuro : 2005年6月30日 00:34 | ID:458

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