アファメーションで独立・起業・夢実現。「いきなり!社長宣言!!」-“夢は口に出すことで実現する!”というアファメーション:起業ストーリー

2005年9月12日

アップルコンピュータの創業者、スティーブ・ジョブズの卒業祝賀スピーチで思うこと。

夢実現のアファメーションを実践する起業家にもっとも読まれているブログは?

祝!卒業!?

ネタ的にはちょっと遅いかもしれませんが、僕が卒業...していないけれど、名前は聞いたことのある、スタンフォード大学での卒業祝賀スピーチです。

まったく関係のない大学の卒業スピーチなんて...と思われる方も多いかもしれませんが、スピーカーはなんと、あのスティーブ・ジョブズです。(やっぱスタンフォードってすげーなー!)

スティーブ・ジョブズ...言わずと知れた究極のおたくコンピュータ、マッキントッシュを世に送り出した、アップルコンピュータのしゃっちょさーんです。
自称マック・エバンジェリスト(伝道師)としては、ジョブズのスピーチははずすことはできないでしょ?(...最近マック触ってないけど。)

原文:http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505

ジェットコースターのような人生

僕はネイティブスピーカーも真っ青の、英語ベラベラ帰国子女なので問題ないのですが...うそです。
さすがに原文をそのまま読んで、知ったかぶる読解力はなかったので、しっかりばっちり和訳してあるサイトを参照。

和訳(スピーチ):http://backnum.combzmail.jp/?t=bd46&m=c5or&p=2005072009_2592217496408766

和訳(原稿):https://sites.google.com/site/himazu/steve-jobs-speech

※以前のURLはすでにリンク切れだったので、新たにリンク先を追加。

読後の感想は...。

熱い!熱すぎる!!ものの考え方が。そして生き方が!

今でこそ世界有数の成功者としてその名をとどろかせていますが、若いころは極貧に近い生活、自宅ガレージからアップルを創業し、一度は頂点に登りつめたものの、当時の経営陣との軋轢で、自分で創業したアップルから追放されるなど、もう、テレビに出れるぐらいの波乱万丈の人生です。(すでに出まくっているか?)

挫折や失敗の話ばかりだったら、聞いているほうも滅入ってしまうほどの、まさに大いなる凹みの連続。それもすっごい凹み具合。(笑)
でも、読後に感じたのは、じめじめとしたマイナス思考ではなく、僕の大好きな熱い「エモーション」です!

すべての事象に肯定的理由を見出す。

たぶん、ジョブズのスピーチで共感したのは、彼のジェットコースターのような波乱万丈の人生だけでなく、彼の物事に対する考え方です。

「そりゃ当時はかなり怖かったですよ。ただ、今こうして振り返ってみると、あれは人生最良の決断だったと思えます。だって退学した瞬間から興味のない必修科目はもう採る必要がないから、そういうのは止めてしまって、その分もっともっと面白そうなクラスを聴講しにいけるんですからね。」

「大学を辞めたこと」「アップルを追放されたこと」を、ある側面からだけ見れば「楽しいこと」ではありません。どっちかっていうとマイナスな感じ。
でも、そこに何か別の理由...それも肯定的な理由、または目的(人によっては「運命」というのかもしれないけれど)を見出して、自分自身にプラスになるように考える...こういう部分にすごく心打たれました。

その瞬間は思い悩み、落ち込み、恐怖すら感じたとしても、最終的には自分自身の決断を肯定的に受け入れる...。
NLPのカウンセリングスキルにも、「すべての事象には肯定的理由がある」という考え方がありますが、ジョブズはそれを実践しているんだなぁと強く感じました。(本人が意識してかどうかはわかりませんが。)

もし○○だったら?

もうひとつ心に残ったフレーズがあります。それは

「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」

というものです。

癌の告知というカタチで、いままであまり意識しなかった「死」というものに直面し、そのとき思ったことを言っているのですが、ようは

「日々自分の思うがままに精一杯生きる。そうすれば、結果として自分の思い描く理想の人生を歩むことができる。」

ということを言っているのです。

妄想のススメ」や、「もし○○できたとしたら?」など、ここ最近書いた「ココロ」に関する記事と、ちょっと違う部分もありますが、本質的には同じことだと思います。(言いすぎですか?)

もし○○だったとしたら...そう思った時点で、心のステートが変わります。それは過去だったり、未来だったり、プラスだったりマイナスだったり...。

そこで生まれてくる「思い」はすべて自分のもの。つまり自分でコントロールできるわけです。

「君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて無駄にする暇なんかない。」

なにか問題に直面したときに、または漠然とした悩みを抱えているとき、それらすべての事象に肯定的理由を見出し、さらに問題そのものにフォーカスするのではなく、その解決やそれをクリアすることで得ることのできる結果にフォーカスする。

そうすれば、「自分の理想とする人生」を手に入れることができる...ジョブズのスピーチを読みながら、そんなことを感じました。

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投稿者 kuro : 2005年9月12日 12:41 | ID:469

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