アファメーションで独立・起業・夢実現。「いきなり!社長宣言!!」-“夢は口に出すことで実現する!”というアファメーション:起業ストーリー

2006年6月 1日

最先端だけど最先端じゃない。

夢実現のアファメーションを実践する起業家にもっとも読まれているブログは?

なぞの技術屋集団に迫る!

いや、そんな昔の水曜スペシャルみたいなすごいコピーはいらないんですけど。(汗)

「こんなおもしろいAPIが公開されたらしいよ。」

「うそ!?やっばーい。確かに面白いねー。」

「それって、こないだのあれとくっつけるとこんな風にできるよね?」

「おぉーっ!確かに!!んじゃ、いっちょ作ってみるべ。」

…一週間後。

「できたよー。」

はてな」ってそんな会社らしいです。

思想を持つこと。

今日は、吉田先生の授業で、株式会社はてなの副社長、川崎裕一さんのお話を聞きました。
(ちなみにはてなはこんな会社です。)

以前、理想の会社について記事を書きましたが、今まさにそれを実現している会社です。(というか、元ネタです。笑)

正直「はてな」って、今までどこがすごいのかイマイチ分からなかったけど、直接いろいろな話を聞いて、

「やっぱすげーっ!」

って思いました。(お、おそい?)

今日の話で一番心に刺さったのは、

人の力を最大化するためのプラットフォーム、テクノロジーを提供する。

というものです。

インターネットや最新のテクノロジーなどは、それがたとえヴァーチャルなものであっても、最終的には人が使うわけで、そこを中心にいろいろなサービスを考えているんだと。
この言葉こそ、一番最初のサービス「人力検索」から脈々と受け継がれて、全サービスを貫いている「はてなのコアコンピタンス」です。

あと、いろいろな話のなかで、「思想」という言葉も頻繁につかっていました。

「こんなサービスってユーザーに○○だからアリだよね。」
「それはウチの思想とは違うのでやらない。」

仮に、すごく儲かるビジネスモデルがあったとしても、はてなの思想に合わないものは、やらないし手を出さない。

「技術はすごい」という会社はもしかしたら世の中にいっぱいあるのかもしれません。
けれども、この「思想」というものを全社員で共有している、「共通の地図」を持っているというところが、はてなの強みなのかなーと思いました。

「ユーザーはもちろん、そこで働いている社員も大事にする。」

はてなは、既存の企業では机上の空論で終わっていた、一見相反するものをバランスよく実現している会社なのです。

Web2.0とは?

よくWeb2.0という文脈の中で語られることの多いはてなですが、川崎さん曰く、

僕らがやってきたことが、たまたま後づけでWeb2.0と呼ばれているだけ。

と言っていました。

この部分は、社長の近藤淳也さんがバリバリの技術者だってことが大きいかもしれないけれど、オープンソース、CGM(コンシューマー・ジェネレイテッド・メディア)、マッシュアップ、ロングテール…。すべてはてなの創業期から実践していることです。

先ほどの、

人の力を最大化するためのプラットフォーム、テクノロジーを提供する。

という言葉(ハイコンセプト)が、はてな(または川崎さん自身)にとってのWeb2.0なんだなと。

ちなみに、はてなという会社は、近藤さんを筆頭にした究極の技術屋集団ですが、川崎さん自身は技術者ではありません。けれども、本当にカタチにしたいもの(企画)などは、自分でhtmlを書いてモックアップを作るそうです。

これは、「カタチにすることのできない人はディレクターになれない。」というはてなの思想がベースにあるからですが、要は、

「自分でいいと思っているものじゃなければ、熱くなれないしおもしろくない!」

ということだそうです。

もちろん、ウェブサービスの場合、最終的なカタチ(たとえばシステム)には技術が必要なので、プログラマーさんなどの協力が不可欠ですが、その協力者たちを巻き込む(つまりその人たちに「おもしろい」と思ってもらう)ために、自分のできる範囲内でどこまでできるかということです。

会社にある個々の仕組みでもおもしろいもの(会議の仕方、開発合宿、フリーアドレス制など)もいっぱいありますが、そのへんは社長の近藤さんが書いた「『へんな会社』のつくり方」を読むとさらに良くわかるかと思います。
前回も書いたけど、すごく萌える…いや、燃える本なので、ウェブに関わる人はぜひみんな読んでください!っつか読むべきです!!)

僕のやりたいことは、ITとメンタルの融合です。ずいぶん立派な理想を掲げちゃってますが、それをさらにハイコンセプト化すると、

人の心が持つ可能性を、ウェブやITを使って引き出す。

という感じです。

川崎さんほどかっこよく言えてないですが、(泣)

人の力を最大化するためのプラットフォーム、テクノロジーを提供する。

に通じるものを(勝手に)感じました。

よしっ!オレもはてなのいいところをパク…いや、参考にして、さらに独自の思想(共通の地図)を持った新しい会社を作るぞっ!ね!○っくん!!(え?もうひとつ!?)

この記事に関連する(かもしれない)書籍

 

投稿者 kuro : 2006年6月 1日 00:39 | ID:580

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