アファメーションで独立・起業・夢実現。「いきなり!社長宣言!!」-“夢は口に出すことで実現する!”というアファメーション:起業ストーリー
2007年12月 3日
穴の開いたバケツは、役に立たない?
夢実現のアファメーションを実践する起業家にもっとも読まれているブログは?
心がほっこりするおとぎ(?)話。
「心があったくなる、すごくいいお話がるんですよ…」
ある素敵な女性に、これまたとても素敵なおとぎ話を教えてもらいました。
話を聞き終えたとき、すごく心がほっこりして、同時に、そのお話を「いい話」という、その人の純粋さを感じました。
どこかにベースになったお話があるんだろうし、そもそも又聞きなので、正確な内容かどうかは分からないけど、大体こんなお話でした。
穴の開いたバケツ。
昔々、あるところに水汲みをする少年がいました。
彼の使っていた水汲み用のバケツは、担ぎ棒のついた二対のバケツで、片方は普通のバケツ、そしてもう片方は小さな穴が開いていました。
朝早く、少年は離れた水汲み場に水を汲みに行きます。
大きなバケツを二つ。
帰りには水が入ってるので、さらに重くなっています。
けれども、片方のバケツには穴が開いていて、家に着くころには水が半分以下に減ってしまいます。
そのため、両親に怒られながら、何度も水を汲みに戻らなければなりません。
あるとき、普通のバケツが、穴の開いているバケツに言いました。
普通のバケツ:「オレは自分の仕事をしっかりとやっている。水を溜めて、家までちゃんと運んでいるんだ。けれどもお前はなんだ?」
穴の開いたバケツは何も言えません。
普通のバケツ:「お前に穴が開いているせいで、少年は両親に怒られて、何度も水汲みに戻らなきゃいけないんだぞ!この役立たずっ!!」
穴の開いたバケツは、自分のせいで少年につらい思いをさせていることを知り、とても傷つきました。
彼は、申し訳ない気持ちでいっぱいで、少年に言いました。
穴の開いたバケツ:「僕のせいで…ごめんなさい。迷惑ばっかりかけてしまって、逆に何の役にも立てなくて…」
すると、少年は笑ってこういいました。
少年:「役に立っていないだなんて…そんなことはないよ。」
穴の開いたバケツ:「でも…いつも水をこぼしてしまっているし…」
少年:「いいんだよ。それに、君はずいぶん役に立ってるよ。ウソだと思うなら、明日、いっしょに水汲みをした帰り、道端をみてごらん。」
穴の開いたバケツだって役に立っている。
次の日、またいつものように少年は水汲みに行きました。
水汲みの帰り道、穴の開いたバケツは、相変わらず水をこぼしていきます。
そして、少年が言いました。
少年:「ほら、下を見てごらん。」
穴の開いたバケツが自分の下を見てみると…
そこにはたくさんの花が咲いていました。
少年:「僕との帰り道、君は、この花たちに水をあげていたんだよ。」
穴の開いたバケツは驚きました。
さらに、少年は
「このきれいな花たちが、お母さんたちに摘まれて、家のテーブルに飾られて、素敵な食卓を作っているんだ。だから、君は十分役に立っているんだよ。」
僕らは、どこかで必ず必要とされている。
何の役にも立っていない…落ち込んだり、凹んだりしているとき、ときどきそんな風に思ってしまうときもあるかもしれません。
けれども、そんなことはないんです。
あなた自身は、大きな視点に立てば、必ず何かの役に立っている。
そして、必要とされているんです。
そう思ったら…なんだかワクワクしてきませんか?
さらに、自分ではたいしたことじゃないと思っていることでも、それを欲している人にとってはとても価値のあるものだってあるはず。
僕らは、この世に生まれてきただけで、すでに何かの役に立っています。
そして、意識を持つことで、もっともっと役に立つことだって出来るんじゃないでしょうか?
それはたとえ大きなことじゃなくても、今自分ができる小さなことから…。
この「穴の開いたバケツ」の話を聞いたときに、なんだかとってもワクワクして、心がほっこりしちゃいました。
みんなにも教えてあげよっとっ!
この記事に関連する(かもしれない)書籍
投稿者 kuro : 2007年12月 3日 19:40 | ID:746