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2010年3月 7日
「エチカの鏡」のメラビアンの法則について。
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メラビアンの法則
さきほど観ていたフジテレビの「エチカの鏡」で、「メラビアンの法則」が出てきた。
"一般的に知られている「メラビアンの法則」"とは、大雑把に言うと、
「人は第一印象のうち、55%を見た目で判断する」
というもので、アルバート・メラビアンが1971年に提唱した法則で、コミュニケーションの基本&定説として、話し方講座やコミュニケーションセミナーで語られています。
具体的なパーセンテージは以下のとおり。
- 言語情報:7%(言葉そのものの意味)
- 聴覚情報:38%(声の質・早さ・口調)
- 視覚情報:55%(表情・見た目・身振り)
んが。
ちょっと待て。このメラビアンの法則..."一般的に知られている"法則と実際の実験内容とは、かけ離れていた...ということをご存知でしたか?
解釈&使い方には気をつけよう。
実は、過去の記事でも何度か引用していて、恥ずかしながら、以前は僕もこの法則を鵜呑みにしていました。
(ちなみに、モテコンではこの間違い↑は修正済みです。w)
けれども、この実験は「好意・反感などの態度や感情のコミュニケーション」において「メッセージの送り手がどちらとも取れるメッセージを送った」場合、「メッセージの受け手が声の調子や身体言語といったものを重視する」という事を言っているに過ぎないんです。
つまり、視覚情報、聴覚情報、言語情報などが矛盾した場合、どの情報を優先するか...ということを検証したに過ぎないわけで、「コミュニケーション全般」に当てはまるような、絶対的な法則ではないんです。
この「メラビアンの法則」、確かに数字が具体的だったり、名前が個性的だったりして、まさにセミナー向けな感じですが、引用の仕方は注意すべきです。(ついでに、「メラビアンの法則」を「コミュニケーションの絶対法則」と言ってるようなセミナーはニセモノってことw)
ただし、僕も全否定しているわけじゃなくて、コミュニケーションにおいて「見た目」が重要なのは、メラビアンを持ち出すまでもなく周知の事実。身だしなみや笑顔、立ち振る舞いなどには気をつけるべきです。
さらに、実験にもあるように、「好意の態度や感情」に関するコミュニケーション...つまり、恋愛においては、本当の「メラビアンの法則」(視覚・聴覚・言語情報の矛盾において、視覚情報が優先される)は有用なわけで。
相手が一生懸命自分に向かって話をしているとき、「にっこり笑って、相手の話していることに耳を傾けて相槌を打つ」...当たり前のことですが、相手に好意を持ってもらうには鉄板ですよw
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投稿者 kuro : 2010年3月 7日 21:49 | ID:818